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「マルニ フラワーマーケット」は大盛況 来春には日本での開催も

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「マルニ(MARNI)」はミラノ・ファッション・ウィーク期間中の21日、ブランド設立20周年を記念した1日限定のフラワーマーケットを、ミラノのRotonda della Besanaで開催した。ブランドを語る上で欠かすことのできない「花」にフォーカスし、実際に生花や植物を販売したほか、限定アイテムやさまざまな企画を用意。ミラノ・ファッション・ウィークをまわる業界関係者だけでなく、子どもから大人まで地元の人々が数多く訪れ、温もりを感じる空間で日曜の午後を過ごした。

 市場のような屋内の会場では、色鮮やかな花々のほか、これまでのコレクションに登場したボタニカルやジオメトリックプリントを用いたバッグ(本来は植木鉢カバー)やエプロン、陶器の植木鉢、子ども用のガーデニングキット付きバッグなどを販売した。一方、それを囲む芝生を始めとする屋外には、植物とともに、アーカイブプリントのシートや植木鉢カバー、コロンビアの女性によってメタルとPVCで作られた動物や植物のオブジェを飾り、カラフルでアットホームな空間を演出。さらに、あらかじめ用意された道具や素材を使って自由にクラフトを楽しめるコーナーを設けた。

 なお、同イベントは、創業デザイナーであるコンスエーロ・カスティリオーニの長女、カロリーナ・カスティリオーニ=「マルニ」スペシャル・プロジェクト・クリエイティブ・ディレクターが企画、建築家のステファノ・ラボッリ・パンセラが監修したもの。来春には、形を変えて、日本でも記念イベントを開催する予定だ。

新ミューズ、アトランタ・デ・カデネット・テイラーはレイヤードクイーン

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クロエ・ノーガードやスカイ・フェレーラなど、フレッシュで勢いのあるItガールズをヴィジュアルに起用し毎回話題を呼んでいるForever 21®。2013年秋のキャンペーンに抜擢されたのは、イギリス人で21歳のアトランタ・デ・カデネット・テイラー。レイヤードをはじめとする秋の旬なスタイリングを、バツグンのファッションセンスで発信中!

アトランタの父は80年代に一世を風靡したロックバンドDuran Duranのベーシスト、ジョン・テイラーで、母は女優で写真家のアマンダ・デ・カデネット。小さい頃から父と音楽に親しみ、母のヴィンテージコレクションの影響でおしゃれに目覚めた彼女は、現在モデル&DJとしてNYを拠点に活躍中。ファッションウィークの常連とも知られ、感度の高く洗練されたヴィンテージルックが大好評。クールでありながらもお手本にしやすいリアルなスタイルと自信に満ちた独特な存在感がForever 21®の今季コンセプトにマッチして、今回の起用が決定♡ 今回のキーワードでもある“レイヤード”について、「私に欠かせないのはタイツ、かわいいソックス、レザージャケットにパーカー。いつもジャケットの下にパーカーを着るの」とおしゃれTIPSを教えてくれた。

アトランタの登場するキャンペーンはただ今世界中のForever 21®で展開中。音楽、アート、ファッションをたっぷり吸収してきた彼女の着こなしを隅々までチェックして、レベルアップしたレイヤードスタイルに挑戦したい♪  アトランタ曰く、「今秋Forever 21®でショッピングするなら、最低でも3時間はかけてじっくり全部を見て欲しいわ!」。了解です!

スカジャンのおすすめ刺繍際立つアイテムをどう羽織るかがポイント

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スカジャン(スーベニアジャケット)は神奈川県横須賀市で発祥した光沢感のある生地と大胆な刺繍デザインが特徴のアウターです。第二次世界大戦後、日本に駐留していた米兵たちが和柄などの刺繍をオーダーしたことで誕生しました。

とはいえ、スカジャンはその派手さゆえ、着こなす際にはやや身構えてしまうもの。そこで今回はスカジャンのおすすめブランドとコーデをご紹介します。「これまで気になっていたけど、なかなか手が出せなかった」という方は、この機会にぜひ羽織ってみてください。

ワークウエアを取り扱う「東洋エンタープライズ」のブランドである「テーラー東洋」。スカジャン誕生に携わった「通商」が後に名称を変えたのが同ブランドの始まりです。現在でもスカジャンを作り続けており、刺繍などを含む日本の伝統技術を駆使した1着は羽織るだけで“粋”と思えるほどの逸品を取り揃えています。
リバーシブル仕様のスカジャン。一方は深いブルーベースに躍動感のある鷲、もう一方には金色のサイドラインが映えるデザインに荒々しい虎が施されているのが特徴です。

太めデニムと合わせた王道のアメカジファッションはもちろん、細めのボトムでまとめると全体的にクラシカルな雰囲気に仕上がるので、さまざまなコーデが楽しめるアイテムです。
一方は深紅に黒虎、もう一方はシルバーベースに日本地図が描かれているリバーシブル仕様のスカジャンです。

中綿を入れることで防寒性を高めているのもポイント。秋冬に活躍するジャケットを欲しつつも、これまでの定番とは異なるハズしアイテムを探している方におすすめです。
「ディーゼル」はイタリアのカジュアルファッションブランドです。常に斬新で個性的なデザインを追い求め、細部のディテールにまでこだわった質の高いウェアをラインナップしているのが特徴。特にデニムがブランドの代名詞となっています。また、スニーカー、バッグ、腕時計やジュエリーまで取り揃えている総合力の高さも魅力です。
ワッペンの装飾が特徴のミリタリーテイストのスカジャン。派手すぎずしっかり主張する絶妙なデザインが特長で、デニムとの相性抜群です。

印象を変えたいという時には、リバーシブルで着用できるのもポイント。「ビビットカラーで際立つモデルや派手な刺繍を敬遠したいが、スカジャンは着てみたい」という方におすすめです。
素材選別や生産管理にこだわったベーシックアイテムを提案しているブランド「オーディエンス」。国産ラインの「アップスケープオーディエンス」は細かいディテールやシルエットに工夫を凝らした、クオリティの高さが特長です。
スカジャンとミリタリージャケットのデザインを融合させたデザインが特徴。バッグにも用いられるような丈夫で軽いナイロンツイル素材を採用しており、耐久性も兼ね備えているのが魅力です。

シンプルなデザインで、デニムやチノパンに合わせるのはもちろんスラックスにもぴったりな万能性もポイント。無地のスカジャンを探している方におすすめです。
1959年創業のアメリカのミリタリーブランドです。軍での使用に耐えうるような品質と、実生活レベルのデザインを両立しているのが魅力。アメリカ軍から認められた功績から「キング・オブ・ミリタリー」とも呼ばれています。
生地と似た色の刺繍を施すことによって落ち着いた雰囲気のスカジャン。刺繍は胸部分に鷲、背中には鷲と龍をあしらっています。

スカジャンらしさは保ちつつも、シンプルなデザインに仕上げているのが特長。薄くて柔らかいポリエステル素材の軽やかな着心地も魅力で、Tシャツやカットソーの上にラフに羽織るのがおすすめです。
1920年代にワークウェアの生産を開始した「ディッキーズ」。現在ではアメリカを代表するワークカジュアルブランドに成長しました。丈夫で汚れにくい上、サイズのラインナップが豊富な「874」は世界的な大ヒット製品。ストリートファッションの定番になっており、各分野のアーティストにも愛用されています。
背面にディッキーズ生誕の地であるテキサスのイメージ、カウボーイを刺繍したスカジャン。光沢感のある生地と刺繍の組み合わせという定番デザインのスカジャンをお探しの方におすすめです。

また、リバーシブルで着用ができます。模様があしらわれている表面で着用する際はデニムと合わせてカジュアルに、シンプルな無地デザインの裏面はスラックスと合わせて上品に、と着こなしの幅を広げることが可能。
ロックテイストが特徴的な日本のファッションブランド。細身のシルエット、素材、加工を追求し、1960〜80年代のロック、アート、サブカルチャーの要素を取り入れた独自の雰囲気が魅力です。

トレンドに左右されることなくブランドイメージを貫き続けていることでも人気を博し、現在では海外にもショップをオープンしています。
ブランドイメージの女性を背中に大胆にあしらい、袖にも緻密な刺繍を施したデザインに仕上がっています。本製品は1950年代のスカジャンをモチーフにしており、当時のモノと同様に光沢感の強いレーヨンサテン生地を採用。アウター用に高密度で織り上げたことによりハリがあるのが特長です。

裏地には高級スーツにも採用される「キュプラ」生地を採用し、なめらかで心地よい着心地となっています。
日本を代表するセレクトショップであるビームスが1976年の創業とともにスタートしたカジュアルレーベルです。「ベイシック&エキサイティング」をテーマにした、着心地のよいカジュアルウェアをラインナップしています。グローバルな視点でトレンドを取り入れているのもポイントです。
同社が70年間クオリティの高いスカジャンを扱い続けている「テーラー東洋」に別注したモデル。胸部分と背中には細かい刺繍でできたタイガーヘッドをあしらい、1950年代初期のヴィンテージを再現。袖は青と白のバイカラーで、切り替え部分には縄のパイピングを施しています。

リバーシブルで着用できるタイプで、表面はカラフル、裏面はダークで迫力のあるデザインと対照的な仕様です。雰囲気をガラリと変えて着回せるおすすめの1着。
薄手のコートとスカジャンを重ね着したコーデ。意外な組み合わせですが、しっかりとまとまりがあります。襟元とボトムスのラインがスポーティな印象を与え、大きめのハットと革靴がラフな雰囲気を演出しているのもポイントです。
スカジャンの存在を目立たせており、着丈が長いインナーを選択してシルエットにギャップがあるのが特長。着こなしが難しそうな明るいカラーのスカジャンは、ダークカラーと合わせるのがおすすめです。
スカジャンは、大胆で緻密な刺繍が入ったモノからシンプルな無地のモノまでさまざまなモデルがラインナップされています。個性を出しやすいアイテムで、どんなファッションにも合わせやすいのが魅力。いつものアウターをスカジャンに変えるだけでも違った雰囲気を楽しめるのでおすすめです。

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